特定非営利活動法人 四季の会

 ◇◇◇四季の会活動理念である「四季の会憲章」、これまでの歩みについては、メニュー「協力団体」をご覧ください。◇◇◇
 
 ご挨拶
 創立30周年を迎えて
                        特定非営利活動法人 四季の会
                             理事長 内藤 義幸
  
 四季の会は、1989年7月、心の健康を考える市民の会『四季の会』として産声をあげ、30周年を迎えました。これもひとえに、活動を共に創り、会を育てて下さった会員の皆様、利用者の皆様をはじめ、泉区民の皆様、行政や関係機関の皆様のご支援とご協力の賜物と心より感謝申し上げます。
  四季の会の歩みは、精神障がい者ご本人やご家族が、病気のことをありのままに語り、その一人一人の話に地域住民や行政の人たちが耳を傾けた「芽生えの集い」から始まります。その後、交流の場「いこいの家」をスタートし、ボランティア講座を開くなど人の和を広げる中、四季の会が組織され、泉区に初めての精神障害者地域作業所である「工房四季」が誕生しました。そこに集う人々が、お互いを尊重し、ともに汗を流し、人の和を広げる姿勢は、後に制定された「四季の会憲章」へと繋がり、NPO法人四季の会となった今も活動理念として、大切にされています。
  この30年を振り返ってみますと、私たちの活動開始の頃に比べ、精神保健福祉を取り巻く法制度は着実に整備が進み、提供されるサービスは充実してきています。当会も現在、地域活動支援センター、就労継続支援B型事業所、グループホーム、生活支援センターを運営し、多くのサービスを泉区で展開させて頂いております。しかし、精神病院の長期入院の問題や8050問題、障がい者の経済活動の支援など、地域で取り組まなければならない課題はあり、まだ我々に届いていない地域の人々の声にも耳を傾け続けなければなりません。
 しかし、この30年間の取り組みで、地域に笑顔で挨拶をする仲間は増えつづけ、人が紡ぐことで変わる街の風景は、私たちの自信であり、希望でもあります。
 これからも私たちが困難に直面した人々とともに活動していくことが、「すべての人の生活の安定と幸せにとって大切であると考える」という四季の会憲章の言葉を、地域の仲間と共に大切にし、地域の力に期待と希望をもってこの新しい令和の時代も活動し続けることをお約束し、30周年のお礼のご挨拶とさせて頂きます。今後ともご指導ご鞭撻を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。(2019年 四季の会設立30周年記念誌より)